【壮絶な奮闘記】ケータイを紛失して、カンボジアが好きになったお話 in 2017

今日は月一のスタッフミーティング。カフェに6時半集合。

1分でも遅刻するとボーナス無しの方針を打ち出した張本人が遅刻するわけにはいかないので

急ぎめで到着して、ミーティングをスタートさせながら、

思い出した。

「タクシーの中にケータイ忘れた…😱

17855234_1495468720487365_5547496212010503706_o.jpg

私の心の内とは裏腹に、優雅に流れる朝の空気。@BROWN COFFEE

 

恐る恐るMacの『iPhoneを探す』でGPS確認したら、

グリーンに点滅した場所を発見。

急いで向かったけど、

タクシーの運転手さんにも、近くにいたトゥクトゥクのおじちゃんにも、

近くまで同行することを断られてしまう(;_;)

一人で行こうともしたけど、小道の超絶ローカルの住宅街。絶対やめておいた方が良い。
仕方ないので付近の警察署へ行って助けを乞うたら…。

(かなこ)「iPhoneをタクシーの中に忘れて、GPSだとココ(画面を指差しながら)にあるの。一緒に行ってほしいの。」
(3人ポリス)「これからミーティングだから無理なんだよね。僕たち忙しくて。」

 

(°_°)

 

(かなこ)「困っている市民と、ミーティングと、どっちが大事なのかしら?」
(3人ポリス)「ミーティング。超重要なやつなんだ」

 

(°_°)

 

あまりにもショックを隠せずに、そのエネルギーのまま

あーだこーだ彼らを説得してたら百歩譲ってくれて、

とりあえず違う警察署に言われるがまま向かっていると、

途中で朝乗ってきたタクシーが並ぶ場所を奇跡的に発見

(点滅していた場所の一本隣のストリートでした)!

「ここだーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

17880250_1495467050487532_4181148756541599556_o

そこには今朝のタクシードライバーがいて、

17880701_1495467890487448_5150189216645490367_o

その人も車内にあったことには気づかなかったそうで確認してくれて、

「あった!いまそのタクシーは別のところでお客さんを乗せているけど、

キープしてあるみたい!安心して!」と泣いてもいいですか的なお言葉をいただき、

1時間待機。

その間、「パソコン乗せてね」と、そのオフィスで一番上質な椅子が2脚出てきて

(他の人々はゴザにベタ座りしてくれてた)、

17880279_1495467090487528_1948053780487070105_o

「お腹空いただろう」と美味しいチキンライスが出てきて、

17917495_1495466827154221_7743491694129594276_o

「手が汚れただろう」とわざわざティッシュを買ってきてくれて、

「そんでもって喉乾いたよね」と水を買ってくる、まさかの五つ星サービス状態。

17807683_1495467170487520_8992375229025221901_o
そうしたら、

30分前まで感じていたカンボジアへの喪失感・虚無感・自分への嫌悪感が

全て彼らの温もりに癒されて浄化し、

iPhoneが戻ってきた時にはもう、『感謝』の2文字の感情だけが、溢れていたのでした。

17917315_1495466203820950_3118463819483476914_o

 

学びとして。
1、カンボジアに生かされていることを忘れるべからず
3年間、何事もなく過ごすことができているのは、

カンボジアの人々『が』私を生かしてくれていたのだということ。
分かっているようで、いつも日本人だというステータスに甘えてかまけちゃう…内省します。

 

2、表敬の念を、クメール語を習得することで表すべし

今日、いろんな人と戦いながら沁みたのは、

「生かしてもらっている場所では生きた言語で会話するべきだし、

感謝したい人達には、同じ目線で感謝するべきだ」ということ。

猛省した私は、早速プリントショップに行って、クメール語の教材を印刷。頑張る。

17854988_1495478443819726_1755718075726349747_o

もうすぐカンボジア生活も4年目。
今年度の私は、一辺倒にカンボジアをフィルターにかけるのではなく、
時には向日葵のように明るく、
時には雑草のように力強く、
時には百合のようにしなやかに、
カンボジアを自由自在に楽しめちゃう自分でいたいし、いようと思います。

カンボジアが嫌いになって、

カンボジアが好きになって、

奇跡を味わった、忘れられない朝になりましたとさ。
ちゃんちゃん。