【日本に帰国しました】今の気持ちとこれからについて

Thank you for supporting me as always in this year and
I wish you all spreading in this world would have a great new year.

みなさま、2018年も大変お世話になりました。
日本に本帰国後、1ヶ月が経ちました。
この年の瀬だからこそ、会社を退職し帰国後に感じる想いを、
書き留めておこうと思います。

1、【今やっていること】
人生の棚卸しと大掃除

事実有形のものの整理も行っていますが
(実家に溜め込んだ蓄積物がすごくて空目)、
メインとして行っていることは、無形である20代の棚卸しと大掃除です。

20代、振り返ればホテルスクールでの学業と両立しながら
ホテル一筋に働きまくったところから始まり

(レストラン、ドアマン、フロント、キッチンシェフのアシスタント、ホテルキーパー。。。ホテル大好き人間すぎて、全部やりました。)、

ホテルだけでは飽き足らずに旅館で働き、
またホテルに戻って、
そしてカンボジアでの和佳奈さんとの起業…と、なんだか目まぐるしく
”何者かになりたいけどなれない自分”の隙間を必死で埋めようと、
ただひたすらに走ってきました。

現在29歳、この中継地点であえて立ち止まることをしなければ、
気づいたら色んな”大切なもの”を落として走りそうな自分が怖くて、
あえて立ち止まって振り返り、
人生の収納棚に溜まった事柄を取捨選択する時間を作っています。
棚卸しをしながら思うのは、
結構その棚はいっぱいいっぱい、隙間を開けないと、
新しい事柄が入らずオーバーフローギリギリの自分がいたこと。

「捨ててから進む」。

良い30歳をスッキリ迎えるために、焦らず、
じっくり自らと向き合うこの作業を大切にしようと思っています。

2、【これからやりたいこと】

立ち止まることで久しぶりに取り戻せた気持ちが、
「やっぱりホテルが好きだな」ってこと。
海外で働くことを選んだのは、
家業の今後100年を見据えたときに、海外は切り離せないって思っていたから。
だからと言ってホテルって、
気が遠くなるほど自らの人間力と経験値が試される気がしていて、
もっとチャレンジできるフィールドで挑戦しなくちゃいけないんじゃないかな、とも考えています。
そして大好きなクリエティブ分野とどうすれば掛け算できるのかということも
模索中です。
転職も、復学も、起業も、全て視野に入れながら、
ひたすらに思考を駆け巡る日々を送っています。

3、【不安なこと】

言っていいですか。
綺麗事を前述しているようですが、
本音は、「本当に好きなことなんてわかんないよー(泣)」です。笑

そんな悲観モードな時に自らに言い聞かせているおまじないワードは
「焦らない」。

「自らの”縦軸”を深め掘る力」&
「周りの人々(ないしは社会)に与える影響力」

は比例するはず。

だから、自らがきちんと納得できるまで一つの答えを導き出す必要はないし、
もはやそれって一生をかけて探していくものなので、
逆説的に言えば、自らのワクワクというフックにちょっとでも引っかかる事は
「とりあえずやって見る!」のもアリだなって思っています。

「かっこいいな」って思う大人ってどこか肩の力が抜けていて、
“時間という友”と楽しく向き合っている気がします。
人生は有限、なのはよくよく承知ですが、
焦って空回りしがちな私みたいな人間ほど、
無意味なことを子供心に楽しむという心の余裕で許容が生み出せて、
見える世界が広がると思うんです。

だから生産性のない自分に「無価値か!」と不安にもなるけれど(笑)、
“焦らない”。
「私の人生のペースでゆっくり進む」。これを大事にしたいな。

つまりは言いたいことは、

すぐそこに答えがなくちゃいけないわけじゃない。
そして、きっと私たちの人生は長い。
ゆっくりじっくり歩む長い夜があっても良いのではないでしょうか。

ってことかな。


以上、
今現在の私の前後左右、いわば縦の深いところまでの心積もりでした。
ああ、言語化って難しい。
だけど
この咀嚼しきれていない未消化な気持ちが、
誰かのポジティブにつながれば嬉しい。
そんな気持ちです。

2018年も暮れようとしています。
お世話になった皆様が脳裏に浮かびます。本当にお世話になりました。

今年は大好きな環境からエイヤッと飛び出た、「脱」の年。

来年は干支に動ぜず、”猪突猛進”は控え、ゆっくりじっくり、
様々と見据えることができる1年にできたらな、と思っています。

来年も素晴らしき1年になりますように。みなさま良いお年を!
Have a great new year!

2018年大晦日
渡辺加奈子