こんにちは◎
すっかり香港にハマっているわたしです。
(この写真で私が手にしている香港本(週末香港 大人手帖)のキュレーションがどれも秀逸で、執筆する甲斐美也子さんが手がけるブログもオトナ女子が見ていてキュンキュンするはず。彼女が薦めてくれるグルメは今のところハズレなし。)
そんな甲斐さんの香港本で紹介されていて、私が今回の旅でハートに火が付いた(何度でも行きたくなる)食器屋さんをご紹介します。
Yuet Tung China Works
粤東瓷廠
1928年に創業した陶磁器工房で、有名ホテルのオーダーメイド品や、ここでしか買えないハンドメイド陶磁器が所狭しと並んで、掘り出し物欲がふつふつ湧く老舗の香港食器屋さんです。
最寄駅はMTR九龍湾駅。『九龍湾工業中心』というビルの3階。業務用エレベーターに揺られて降り立ったら奥の突き当たりにひっそりと店を構えているそれが『粤東磁廠』です。
↑この突き当たり。
入り口を抜けると店内はこの迫力!
どーーーーーーん。
どこに歩く隙間があるのかと思うほど、所狭しと積み重なる美しい陶磁器を恐る恐る手に取りながら、お気に入りや掘り出し物を探っていきます。
↑このティーポット、裏には”Mandarin Oriental, Hong Kong”の文字が。
これは割れているので買えませんが、高級ホテルのオーダーメイド品が手に入るかもしれないだなんて、まるで宝探しをしているよう。(探しているとひょっこり新品にも出会えます。)
一つ一つが丁寧にハンドメイドで絵付けされていて、同じ模様でも少しずつニュアンスが違います。顔の表情もお皿によって違うから、まるで運命の相手を見つける旅のようでどきどきしちゃう。(このお皿は2800円ほどでした)
そんな中で私がお目当てとしていたのは、以前マレーシアのペナンで出会った、ニョニャ料理を食した時に運ばれてきた食器たちと同じ模様の陶磁器たち。↓
(こちらのブログにその時の私の悶絶ぶりを紹介しているのでご覧あれ。)
【食べログ】”Kebaya” in Penang, Malaysia / ペナンでお洒落なニョニャ料理 調度品が芸術的でため息…◎ in 2018
↓それらがこのお店にあるってもんだから楽しみにしていたの。
あったーーーーーー!
かわいいいいいいい(●´⌓`●) 全部手描きだなんて、ホレボレしちゃう。。。
今回はこちらのお皿たちをお買い上げしました◎中華皿、使う頻度も限られるかなあと思いきや、意外や意外、結構いろんな食事に合うので結構頻繁に使っています。この前手抜きでセブンの冷凍小籠包を乗っけましたが、これに関してはお皿のおかげで見た目の美味しさ倍増。見よこの完成度。
そんなこんなで、このお店にはすでに二度ほど通っている私。
(デモなど、なかなか社会的に通いづらくなっている香港ではありますが、時と場所をきっちりわきまえれば安全です。)
カンボジアでお土産セレクトしていた職業柄、お土産となるような小物は大好きで常に漁っていますが、この香港皿に関しては大切な人にオススメしたくなるぐらいとってもオススメなので、記念にぜひ買ってみてくださいー。
以前は所狭しと立ち並んでいた陶磁器屋さんも今は1、2店舗しかないらしく、
働いている人たちも皆ご高齢、絵付け職人になる若い世代もほぼいないのだそうな。
これからもコレクションのように大切に集めていきたい、そんなお店にせっかく出会えたので、これからも続いてもらうためにたくさん通わなきゃ!と、強く思うわたしでありました。
香港に行かれる際には、みなさまもぜひに。
Yuet Tung China Works
粤東瓷廠
Kanako◎